11月14日から提供が開始された「YouTube Premium」。
最初の3ヶ月間は無料でお試し可能。気前が良い。
お試し期間が終了すると、iOSの場合は月額1,550円。PCの場合は月額1,180円。PCから加入した方が、370円も安いのでオススメ。加入後は、パソコン・携帯どちらからでも利用できる。
今回は、実際に「YouTube Premium」を5日間使った感想を簡単にまとめていく。
Contents
YouTube Premium 加入方法
iOSの場合
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出典:YouTube スクリーンショット
PCの場合
画面左メニューより
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出典:YouTube スクリーンショット
2歳児でもできるほど簡単なので、数秒で完了。
完了後、YouTubeのロゴが「Premium」に変わる。
出典:YouTube スクリーンショット
YouTube Premium 機能
広告なし
広告なしで動画を視聴できる。5秒の広告で考えると、
5(秒)×365(日)=1825(秒)=30(分)
広告がないだけで、1年で30分の時間が生まれる。たったこれだけと思うかもしれないが、これは1日1本しか動画を観ないときの計算。実際は、広告がついた動画を1日に何本も観ているはず。
つまり、動画を10本観たら、この10倍の300(分)=5時間。
15秒〜30秒のスキップできない広告ともさようなら。これは大きなメリットだ。
投稿者の視点で考える。広告が表示されないということは、YouTuberの広告収入に変動があるのだろうか。これに関しては、HIKAKINさんが動画で言及していた。「YouTube Premiumの売り上げは、動画が再生された分、YouTuberに還元される」そうだ。
以前、広告を貼る条件が急遽改定されたときに学んだが、YouTubeのパートナープログラムは、いつ変更されてもおかしくない。広告収入を生業にしている人は、今のうちから収入源の分散、リスクヘッジしておくべきと思う。
オフライン再生
動画を保存することができる。
これにより、インターネット接続なし(オフライン)で、いつでもどこでもお気に入りの動画を視聴できる。
自分はWi-Fiの環境で再生することが多いので、あまり使わないかもしれない。
バックグラウンド再生
出典:YouTube スクリーンショット
アプリを切り替えるとYouTubeの動画は停止してしまう。つまり、今まではバックグラウンド再生に対応していなかった。他のアプリを使用し、バックグラウンドでも音声を聴く方法はあったが、公式のアプリで解決できるようになったのは非常に嬉しいこと。
YouTube Music
他の機能とあわせて、YouTubeが提供する「YouTube Music」という音楽ストリーミングサービスを利用することができる。
スマホで聴く際は、アプリをインストールする必要がある。
自分はiOSなので、「App Store」からダウンロードしよう。
出典:App Store スクリーンショット
吉澤嘉代子さんのアルバム『女優姉妹』も、秦 基博さんの『花』『Mr.HOBBYLESS』も、三浦大知さんの新曲『Blizzard』も聴き放題。今の時期、X JAPAN Toshlさんの『チキンライス』カバーもいい。
便利すぎて、CD離れやダウンロード離れが進むのも納得できる。どうしてもパッケージを手元に残したいコレクターはいるだろう。しかし、これからはCDの代わりに「えびせんべい」が入っていて、歌詞カードについている「QRコード」を携帯で読み取り、楽曲を聴くことが主流になりそうだ。
YouTube Originals
出典:YouTube スクリーンショット
YouTubeオリジナルコンテンツ。海外の動画が多数。
現時点で、目を引くような魅力的な動画はない気がする。
YouTube Premium 注意点

3ヶ月間の無料トライアル後も利用を続ける場合は、自動的に継続されるので、特別な手続きは不要。そのため、利用を中止する場合は、必ずメンバーシップをキャンセルしなければいけない。これを忘れると、使っていなくても毎月1,500円を請求されてしまう。
まとめ

最初は快適さに感動するが、そのうちそれに順応して普通となる。広告がないことが当たり前になると、利用をやめたとき、スキップできない煩わしさが数倍に跳ね上がると思う。一度利用したら中毒のように「やめられない」のでは。
ただ、時間は有限。必要なときに、必要なものをすぐに観たり聴いたりできるのは、時間を浪費しないという面で金額以上のメリットがある。
よって、「YouTube Premium」は利用する価値ありと言える。